広島のメンズ脱毛GENIEはヒゲ脱毛専門 ひげの基礎知識について

１．髭（ひげ）の性質や構造　

　顔に生えてくる毛を一括りに”ひげ”と呼びますが、生える部位によってその性質は異なります。
　そして、ひげという毛は生え方も統一的に生えてくるわけではありません。
　ひげの中でも最も毛の密度が低いのが頬（ほほ）であり、最も毛の密度が高いのが鼻下部分となります。

　ひげの主成分はケラチンというタンパク質の一種となります。
　また、ひげは毛乳頭や毛根、毛幹などといった組織で構成されており、ひげ自体に神経が通っているということはありません。
　髭剃りや毛抜きをした時に感じる痛みは、毛根周辺にある神経が反応しているためです。

２．髭（ひげ）の密度・本数と成長スピード　

　生えてくる部位によって多少の変動はありますが、ひげの生えている密度は、平均で1平方センチメートル当たり150本程と言われています。
　そして、顔全体で生えているひげの総数は、平均して2万～3万本となります。
　
　また、ひげの成長するスピードは、１日当たり0.2～0.5ミリ程度となります。
　しかし、成長スピードは、季節や周りの環境によっても変動します。
　季節的には秋がよく伸びるとされていますが、原因はまだ医学的に解明されていません。
　そして、１日の中で午前6時～10時頃が最も成長するのが速く、お昼頃が最も成長が遅いと言われています。

　実は、ひげの状態や成長スピードはその時の体調にも大きく左右されます。
　例えば、栄養不足や運動不足の状態だと、ひげの成長スピードは速くなります。
　逆に、きちんとした食事をしていたりスポーツなどをして健康的な体の状態だと、ひげの成長スピードは遅くなります。
　そして、健康な身体をしている人の場合、ひげに艶が出てくるため、ひげである程度の健康状態を判断することが出来ます。

４．髭（ひげ）は男性だけのものではない　

　ひげが生えてくるのは男性に限ったことではありません。
　ひげというのは、男性ホルモンに強い影響を受けて生えてくる毛ですが、女性の体内にも男性ホルモンが少しだけ存在するのです。
　そのため、女性の中でも男性ホルモンの保有量が多い人の場合、薄いひげが生えてくることもあります。

５．髭（ひげ）や体毛は剃ると濃くなるのは本当？

　皆さんは、ひげや体毛は剃れば剃るほど濃くなっていくという話を聞いたことがありませんか？
　実は、髭剃りをすることで、ひげや体毛が濃くなるという医学的な根拠は存在しません。

　思春期になると第二次性徴が現れ、男性の場合は体内の男性ホルモンの分泌が活発になってきます。
　その結果、性毛と呼ばれる男性ホルモンに強く影響を受ける髭（ひげ）や陰毛などが濃くなります。
　一般的に、ムダ毛を気にするようになって自己処理を開始するのも同じ時期のため、剃れば剃るほど毛が濃くなっていくような感覚に陥ってしまうということです。
　それ以外にも、カミソリで剃った後の毛の断面は、何もしていない毛と比較すると毛先の断面積が大きくなってしまうため、剃る前より黒く目立って見えてしまうこともあります。